
SAC下川洪衛さんが、7月14 日(日) NHK Eテレ健康番組「チョイス」に出演されます。番組は「肩の痛み」に対する特集で、下川さんのコーナーではアーチェリーにおけるスポーツ障がいに関する体験・克服事例を取材されています。ご覧ください。
●放送内容
2024年7月14 日(日) 7月14日(日) 午後7:00〜午後7:45
以下、下川さんより寄稿いただいてますので、掲載させていただきます。
「NHKの取材番組放送への経緯」
世田谷区アーチェリー協会 下川 洪衛
今年5月14日に砧のアーチェリー場で、私(78歳)は左肩腱板断裂の修復手術によって80歳代でもアーチェリーを継続できるようになった経緯をNHKの健康番組「チョイス」で紹介する為の取材撮影され、今回7月14日19時の番組で放映される事になりました。
私は高校1年の時にアーチェリーを開始し、社会人になって中断していましたが、60歳の定年退職後に競技への参加を再開しました。
2006年から2022年までの試合結果を記録したスコアーノートの行射本数だけでも31万回行い(記録以外に練習で少なくとも180万回以上)、左肩の関節を酷使してきた結果、2021年秋頃から左肩の痛みを感じ始めたのでヒアルロン酸と痛み止めの注射を受けつつ、20022年秋に右手で弓を支える左射ちに変えてインドア大会に4試合参加しました。
左肩の痛みは解消しないため、主治医から北里研究所病院の整形外科の肩関節の専門スポーツドクターを紹介して頂きました。MRI等での診察を受けた結果は、左肩腱板が完全に断裂していて自然治癒は無いが、関節鏡下腱板修復術で高齢者でも左肩の修復ができるとの説明を受けました。
直ちに施術をお願いして昨年の5月16日に手術を受けて1週間後に退院して、その後は毎週1回のリハビリを受けて、昨年11月から左射ちでのインドア大会参加のための練習を始めました。
今年の2月の「東京インドアオープン2024大会」に参加して、75歳以上のレジェンドの部門で1位となり表彰状を手術をしていただいた先生に見せて試合に復帰できたお礼と報告をしたところ、後日電話がかかってきてNHKのチョイスという番組の取材をうけてもらえませんかとの打診がありました。
「高齢者でも手術によってアーチェリー等の希望するスポーツを継続する事ができる」と言うテーマで取材をうける事になり、取材は世田谷区の砧のアーチェリー場でSAC会員の中村さんのサポート・支援を受けて行射状況を撮影し、その後自宅でのインタビュー撮影を行いました。
番組では、私以外に症例別に何人か紹介される様ですが私の肩の内視鏡手術中の動画も放映される様ですので医師の方にも貴重な動画を見る事ができると思います。
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